2025 南インドリトリートで訪れた
シヴァナンダヨガアシュラムで、
カルマヨガが実際に行われている様子を
目にして、帰国後、生活への意識が
変わりました。
私の日常は、娘が産まれる前は、
毎朝、日の出前に起床し、
アシュタンガヨガの
練習を1時間半〜2時間ほど行っていました。
娘が産まれてからは、
布おむつ洗いが増えたのと、
娘の授乳のタイミングで、
起床時間がやや変動するくらいで、
1年半は同じような
生活をしていたのですが、
昨年の冬くらいから、授乳をして寝かしつけ、また練習を再開するのが、正直しんどくなって來ていました。
寒いというのもあり、布団に入ると
娘とそのまま寝てしまう事もありました笑
起床後、授乳でエネルギー不足もあるのか、
疲れがとれていない感覚と、
体力が衰えている感覚がありました。
アシュタンガヨガの練習時間が短くなり、
練習が出來ないストレスもありました。
とってもかわいい娘なのですが、朝練習中に
起きた泣き声がすると、あ、起きちゃった
と思ってしまう自分がいました。
そんななか、インドリトリートに行き、
シヴァナンダヨガアシュラムで、
生徒たちは、アシュラムの掃除、食事の調理、配膳など、それぞれの仕事をカルマ・ヨガとして行っていました。
また、後から聞いたのですが、
アーサナクラスで指導している先生達も
みんなカルマヨガとしてレッスンは無償で
行っているそうです。
またカルマヨガと定義しなくても、ここ、
アシュラムにいる人々は、インド人の女性達はじめ、常に働いていました。
そして、娘を見ると、みんな笑顔で話しかけてくれて、困っているとすぐ助けてくれました。
ここシヴァナンダヨガアシュラムは、
行動と、慈悲の心で溢れていました。
そして、リトリートのメンバーみんなも。
そんな美しい空間、時間を過ごさせて頂き、
インド帰国後、意識が変わりました。
まず、おむつ洗いからのスタートする朝が
心地良い時間になって來ました。
本当に清々しい氣持ちになるのです笑
そして、朝ご飯の準備をアシュタンガヨガの練習前に行う事にしました。
ご飯の支度最中に娘が起きて、
練習が全く出來なくても、
娘が起きて元氣な姿を見れて、ご飯を美味しい美味しいと、嬉しそうに食べてくれる事に今は大きな喜びを感じます。
正直まだ、一瞬、あ、起きちゃったと
思いますが笑
でも、こんな時間もあっという間。
ママママと探して飛びついて來てくれる娘。
本当に可愛くて愛おしいです❤️
娘の起床後は、一緒にお湯を飲んで、
太陽を浴びて、
おっぱいをあげながら、朝の瞑想。
そして、最近は娘も一緒に
ヨガもしています。
手を合わせてAUMのチャンティングから
始まります。
娘は、太陽礼拝の真似事もする時もあれば、
ゴロゴロしたり。
私のアーサナをアジャストしてくれたり、
かわいい手足で、的確に触ってくれます。
最近は氣持ちいい?って聞いてくれます笑
いつも私のヨガレッスンを見ているので、
シャバアーサナでは同じように、手をこすり合わせて、温めて、そっと肩に触れてくれたり。
タオルをかけてくれて、髪をなでてくれたり。
本当に癒されます笑
そして、そんな娘とのヨガ時間に、主人は、
焙煎したコーヒーを淹れてくれて、
朝食のセッティングをしてくれます。
娘、、主人、心からありがとう。
日常に、感謝でいっぱいです。
バガヴァッド・ギーターの中では、カルマヨガをこう、説明しています。
幸福に繋がるサットヴァ性の行為(カルマ)
人が果報を期待せず、執着を離れ、愛憎なく定められた行為をなすとき、それは純質的な行為と言われる。(バガヴァッド・ギーター18章23節)
以下このようにも解説されています。
(前略)
私たちを幸福に導いてくれるサットヴァ(純質)な行為とは、あらゆる執着なく行われる行為です。
特に大切なのは、行いによって行われる見返りを期待しないで行うことです。
カルマ・ヨガでは果報を求めない純粋な行為を練習します。
貧しい人に食事を提供して、それで自分が何かを得られるわけではありません。
見ず知らずの人に配った食事は、その感想を聞くこともできないかもしれません。しかし、誰かの喜びのために、その食事を作る行為自体を喜びと感じることができれば、心は純粋な喜びだけで満ちてきます。
カルマ・ヨガは身近なところで実行できます。
家族や、身近な誰かの快適さのために行う行為はとても純粋です。
人の心は、どうしても良いことをしたら気が付いて褒めてもらいたくなる時もあります。しかし、そんな果報を求める自分の心に氣が付いて、少しずつづつ手放せるように行為をヨガとして遂行するカルマ・ヨガ。
ただ、カルマヨガを日常生活で継続的に氣を付けていると難しさを感じることがあります。
頑張って仕事や家事をしていれば、やはり誰かに気が付いて褒めてもらったり、お礼をしたりして欲しいと見返りを求めてしまう時があるでしょう。
しかし、そういった自分の心に向き合うことが大切です。
最初はただめんどうだと思いながら行う行為もあるでしょう。毎日休めない家事などは、本当に退屈に感じてしまうかもしれません。
それでも、嫌々床の拭き掃除を行った後、綺麗になった部屋はとても心地が良いですよね。
その心地よさをしっかりと味わうことがカルマ・ヨガでは大切です。
心の中のサットヴァ性を高めるためには、この瞬間に意識を向ける瞑想的な状態でいることが大切です。アーサナの練習をやり切ったあとの深い呼吸の気持ちよさを、日常で与えられた仕事をやり切った時にも感じられるといいでしょう。
マルチタスクで何かを行いながらだと感じにくくなります。1一ずつの自分の行為を大切に行うことが大切です。
(後略)
カルマヨガについては、また触れたいと思います。
毎日の生活の中で、自分の思いが、安らぎと共にあれるよう、ヨーガの実修をこれからも継続していきたいと思います。
みなさんいつもありがとうございます💓
幸せと喜びに今日も手を合わせて。
OUM Shanti💜
📸シヴァナンダヨガアシュラムにて。
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